WEEKLY / AI入門・活用
2026-10-05〜2026-10-10|パスキーとプロジェクト管理AI。今週、試しやすい2つのAI・テック
提供元の説明を整理し、使う人の目線で確かめたい点を挙げます。
新しいAIの機能やサービスが続く週は、「自分の作業に使えるか」を確かめる視点が役に立ちます。今週は、仕事や暮らしで試しやすい2件を取り上げます。いずれも提供元の説明を整理したもので、本稿で試した結果ではありません。
1|パスキーで、パスワードなしのログインを試す
Googleは10月8日、サイバーセキュリティ意識向上月間にあわせて、パスキーの設定方法を紹介しました。パスキーは、指紋や顔認証、端末のPINで端末のロックを解除するのと同じ方法で、アプリやサイトにログインする仕組みです。同社は、パスワードより簡単で安全だと説明しています。指紋や顔の情報は端末の中にとどまり、Googleには共有されない、とも説明しています。設定は、g.co/passkeysで「パスキーを作成」を選び、画面の案内に従います。出典:Google(10月8日)
使う人への影響 使い回しのパスワードが漏れた被害を避けたい人には、試す価値のある選択肢です。ただし、紹介ページには対応する端末やブラウザーの一覧がありません。まず自分が使う端末とサービスが対応しているかを確かめ、重要でないアカウントから試すのが安全です。
確かめたいこと 端末を買い替えたとき、ログインをどう引き継げるか。家族と共有している端末でどう扱うか。
2|AIでプロジェクトのリスクを見つける「PromanAIde」
NTTテクノクロスは10月8日、AIでプロジェクトのリスクを検知するSaaS「PromanAIde(プロマネイド)」の提供を始めました。進捗報告書、課題管理表、議事録などをアップロードすると、AIが遅延や品質低下のリスクを検知し、進捗・品質・リスク・コスト/工数・コミュニケーションの5項目を100点満点でスコア化します。同社は、5人程度・3カ月程度のソフトウェア開発プロジェクトを5件同時に進める場合、状況確認の工数が約25時間から約10時間へ、約60%減ると説明しています。費用は15万円からです。出典:ITmedia ビジネスオンライン(10月9日)
使う人への影響 進捗の確認に時間を取られているチームには、試算の根拠を確かめる材料になります。削減率は同社の試算(想定条件つき)で、実際の現場で同じ結果になるとは限りません。
確かめたいこと 自分たちの報告書の形式で読み取れるか、スコアの根拠をどう確認できるか、機密情報を含む資料をアップロードしてよい社内ルールか。
今週の試し方
どちらも、「提供元の説明」と「自分の環境で確かめた結果」を分けて受け取るのがコツです。小さく試して、うまくいかない点を記録すると、次の新しいサービスを見るときの基準になります。
本稿はAIが候補を選び、本文の草稿を作成したものを、運営者が最終確認して掲載しています。
本号は2026-10-10時点の情報で構成しています。事実関係の訂正はお問い合わせからお知らせください。