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DevDay 2026 THE VISUAL REPORT / 日本語詳細版 出典を見る

OPENAI DEVDAY · SEPTEMBER 29, 2026

AIが動く。
開発が進む。

今年の主役は、
Dots、GPT-6.1 Sol、
クラウドで動くCodex。

仕事を任せるAI、性能と費用のバランスを変えるモデル、PCから離れても進む開発。25の発表を、できること・使える条件・料金まで図解します。

人を中心に、Dots、GPT-6.1 Sol、Codex Cloudを結ぶ 目標を決める人から、仕事を担うDots、新モデルGPT-6.1 Sol、クラウドで開発するCodexへ線をつないだ本レポート独自の概念図。公式の製品構成図ではありません。 あなた 目標・判断・承認 Dots 継続する仕事を任せる GPT-6.1 Sol 性能と費用のバランス Codex Cloud クラウドで開発を進める THREE BIG SHIFTS
発表を理解するための概念図・本レポート作成
開催 2026.09.29 / San Francisco確認日 2026.09.30 JST一次資料 28件読了目安 31分
01

THE THREE HEADLINES

最初に押さえる、3つの目玉。

Dotsが仕事を引き受け、GPT-6.1 Solが判断を支え、Codexがクラウドで開発を進める。今回の発表は、この3つから見るとつかみやすくなります。[3][5][8]

OpenAIは今回、20を超える主要発表を行ったと説明しています。本稿は公式総括の25見出しを起点に、個別のドキュメントとヘルプで条件を確認しました。開催地はサンフランシスコのFort Mason。基調講演は9月29日10時PT、日本時間では9月30日2時です。[1][2]

1

DOTS · 任せる

会話を閉じても、
仕事は進む。

目標や文脈を引き継ぎ、継続的な仕事を担うエージェント。専用のクラウドコンピューターを使います。[3]

Dotsを理解する →
2

GPT-6.1 SOL · 考える

高い性能を、
現実的な費用で。

OpenAIはAstraに近い実務性能を、標準トークン単価の5分の1で提供すると説明。Work・Codex・APIで利用できます。[5]

新モデルを理解する →
3

CODEX CLOUD · つくる

開発の仕事を、
クラウドへ。

設定した環境で開発タスクを実行し、結果をWeb・モバイル・デスクトップで確認できます。[8]

Codex Cloudを理解する →
編集上の考察

一連の発表をつなぐと、ChatGPTは「相談」「実行」「成果物の保管」「チームの協働」をまとめる方向へ進んでいます。実用上は、使える機能を増やすこと以上に、誰が何を任せ、どこで結果を確認するかが重要になります。

02

A MAP, NOT A LIST

似た名前を、役割で理解する。

新しい名前を全部覚える必要はありません。「頭脳」「仕事をする役」「道具」「置き場」に分けると、関係が見えます。以下は公式資料をもとにした説明用の整理で、厳密なシステム構成図ではありません。

図解 01AIと仕事をするための4つの層
置き場
Space / Pages / Sites知識・文書・成果物・共有するアプリ
仕事をする役
Dots / Codex / Agents API継続して担当する/開発する/自作アプリに組み込む
道具と接続
Plugins / MCP / Computer use外部データ・専用画面・ブラウザー操作
頭脳
GPT-6 Astra / GPT-6.1 Sol / Luna仕事の難しさや費用に応じて判断を担うモデル
製品には機能の重なりがあります。DotsはAstraを基盤とし、LunaはDecisions APIで使われます。[2][3][12][17][28]

DotsとCodexはどう違う?

Dotsは「継続する責任」を任せる相手。Codexはコードを読み、変更し、テストする開発作業の環境です。DotsがCodexのタスクを作って仕事を進めることもあります。[4][9]

SpaceとSitesはどう違う?

Spaceは文書やファイルをまとめる場所。Sitesは利用者が操作するWebサイトやアプリです。共同で仕様を育てるならPages、操作できる仕組みを渡すならSites、という整理ができます。[17][22]

03

ALWAYS-ON AGENTS

Dots ──「継続して任せる」を製品に。

仕事のたびに背景を説明する負担を減らし、目標に向けて進み続けるエージェントです。

DotsはGPT-6 Astraを基盤とし、独自のクラウドコンピューターとブラウザーを持ちます。接続したアプリやフィードバックを使い、複数の仕事を進める構想です。自分のPCへの接続は任意で、初期状態では無効。クラウド上の作業状況も確認できます。[3][4]

図解 02「仕事を任せる」一連の流れ
  1. 01目標を伝える何を、いつまでに
    どの品質で
  2. 02文脈を理解する資料・接続先・
    これまでの指示
  3. 03仕事を進める調査・下書き・
    実装・検証
  4. 04人が確認する結果・重要な判断・
    承認が必要な操作
本レポートによる説明用の図。処理順序や完了を保証するものではありません。[3]
活用例・本稿の想定

たとえば、小さなWebサービスの運営なら。

「問い合わせのうち、同じ不具合を報告しているものをまとめ、再現手順と修正案を準備して。顧客への返信と公開は確認後に」と依頼する。人は、報告を集める作業から、修正の妥当性や優先順位を判断する作業へ時間を移せます。接続先、開発環境、権限の準備は別途必要です。

どこまで自動で動くのか

OpenAIは、通常の能動的な調査を読み取り専用のツールに制限すると説明しています。Custom Rulesで許可・承認・禁止を設定し、外部への影響を伴う操作はauto-reviewで確認します。常駐していることと、あらゆる操作を無条件に実行できることは別です。企業向けのspecialist dotsは、専用のIDと担当範囲を持つ、限定的なパイロット段階です。[3]

提供条件

ProとBusiness Premiumから段階展開。ProはEEA・スイス・英国が対象外と案内され、Business Premiumは対応地域全体が対象。Enterprise系は管理者が有効にするベータです。利用可能になるまで数日かかる場合があります。初期作成はデスクトップアプリまたはPCのWebから行います。[4]

04

INTELLIGENCE × ECONOMICS

GPT-6.1 Sol ──高い性能を、現実的な費用で。

今回の新モデルの主役はGPT-6.1 Sol。OpenAIは、複数の実務評価でAstraに近い性能を、標準トークン単価の5分の1で提供すると説明しています。[5]

MODEL IDgpt-6.1-solテキスト・画像入力 → テキスト出力
STANDARD API1 / 5Astra比の標準入力・出力単価

「Astraと同じ」という意味ではありません。タスクごとに性能差があり、最も難しい科学研究ではAstraが優位とされています。まず自分の仕事で必要な正確さを満たすかを確認し、単価だけでなくやり直しを含む完了までの費用で比較するのが実用的です。[5]

公表された評価を、読み間違えない

OpenAIの発表に記載された評価。独立した再検証ではありません。[5]
評価測ること発表上の改善
DeepSWE 1.1実コードでの長い開発タスクGPT-6 Solの最高値比 +6.4ポイントより低い推論設定・費用で比較
AutomationBench複数工程の業務を完了する能力Sol比 +4.8ポイント同じmedium設定
OSWorld 2.0コンピューター操作Sol比 +7ポイント最大推論設定・offline set
事実性の評価誤りを含む回答の割合11.4% → 7.7%低い推論設定・難しい質問を集めた評価
図解 03「誤りが約32%減る」の読み方
GPT-6 Sol
11.4%
GPT-6.1 Sol
7.7%

差は 3.7ポイント。元の11.4%に対して 約32% の相対減少。

横軸は0〜12%。過去に誤りが指摘された難しい質問の評価で、日常利用全体の誤り率を表す数値ではありません。[5]
開発者向け:仕様とAPIの注意点

コンテキスト長は1,050,000トークン、最大入力922,000、最大出力128,000。推論設定はlow / medium / high / xhigh / maxで、noneとminimalは非対応です。ツール呼び出しにはResponses APIを使い、Chat Completionsの対応はツール呼び出しなしです。大きい上限を、常に最大量を送るべきという意味で解釈しないことが大切です。[6]

提供開始

Plus / Pro / Business / Enterprise / EduのChatGPT WorkとCodex、およびAPIで提供。発表時点の通常のChatには未提供です。[5]

05

THE COST, EXPLAINED

料金は「入力・再利用・出力」で分ける。

API料金はChatGPTの月額料金と別の仕組みです。Solの標準料金は以下のとおり。トークンはモデルが扱う文章などの単位で、文字数や単語数と完全には一致しません。[6]

入力$2.00100万トークンあたり
出力$10.00100万トークンあたり

GPT-6.1 Solの標準API料金・米ドル。キャッシュ書き込みは別項目で$2.50 / 100万トークン。入力が272Kを超えるリクエストは、そのリクエスト全体の入力・キャッシュ単価が2倍、出力が1.5倍になります。Fastや地域指定等にも料金差があります。[6]

試算100件の文書処理をしたら?

1件あたり入力10,000・出力1,000トークンとして計算。合計入力100万、出力10万トークンです。

キャッシュ利用なし$3.00

入力 $2.00 + 出力 $1.00

入力の90%が既存キャッシュにヒット$1.29

通常入力 $0.20 + キャッシュ $0.09
+ 出力 $1.00

本稿の計算例。キャッシュを新規作成する費用、検索・コンピューター等のツール料金、再試行、税などは含みません。キャッシュのヒットは保証されません。100件合計の例で、100万トークンを1回で入力する例ではありません。
実務での見方

同じ資料を繰り返し参照する業務では、キャッシュは費用を下げる候補になります。一方、長い出力や失敗後の再実行が多いと、入力の安さだけでは全体の費用を説明できません。「1回の呼び出し」より「合格した成果物1件」で記録すると判断しやすくなります。

06

LESS WAITING

Ultrafast ──生成の待ち時間を縮める。

Ultrafastは速度を優先する有料の処理階層です。APIではAstra向けに提供され、service_tier: "ultrafast"で指定します。多数のツール呼び出しを行うアプリでは、接続を維持するWebSocketが推奨されています。[7]

図解 04生成が速くなっても、仕事全体は別に測る
考える・生成する+検索・ツールを待つ+確認・再試行

高速化する部分の割合で、実際の完了時間は変わる。

処理時間の内訳を説明する概念図。実測値ではありません。
速度の数字には、資料間の差があります。

DevDayの総括は「Codexで最大8倍・300 tokens/s、APIで最大6倍」と記載。一方、APIガイドの見出しには標準比「最大8倍」とあります。測定条件の違いを確認できていないため、ここでは共通の保証値に置き換えません。いずれもタスク全体がその倍率で完了するという意味ではありません。[2][7]

Astra UltrafastはWork / CodexでPro 500とEnterprise向けと案内され、GPT-6.1 SolのUltrafastは近日提供予定です。APIには利用レートやデータ処理地域の制約もあります。[2][7]

07

BUILD · REVIEW · SECURE

Codex ──開発の前後まで、つながる。

Cloud

PCを閉じても、作業を続ける

リポジトリ、依存関係、ツール、接続権限を設定した環境を再利用します。各タスクは独立した作業場所を持ち、結果をWeb・モバイル・デスクトップで確認できます。

環境の準備と結果の検証が前提です。[8]

CLI

ターミナルで、仕事を束ねる

当日の発表では音声による指示と/agents画面が紹介されました。CLIはローカルのコード、コマンド、既存のツールとつながり、保存済みの作業の再開やクラウドへの委譲にも対応します。[2][9]

Code Review

差分の意味を理解して、判断する

変更ファイル、コメント、チェック結果を見ながら、問題点を調べてレビューを準備できます。GitHubは一般提供、GitLabのマージリクエスト対応はプレビューとされています。[10]

Security Cloud

リポジトリ全体と新着変更を調べる

接続したGitHubリポジトリを検査し、根拠と修正案を確認。新しいコミットの監視も設定できます。修正案は確認してからドラフトPRへ進める設計です。[11]

図解 05開発のサイクルに当てはめると
  1. 準備Cloud環境依存関係と権限
  2. 実装Codex / CLI変更とテスト
  3. 確認Code Review差分と不具合
  4. 継続Security Cloud新着変更の検査
本稿の整理。4製品を必ずこの順序で使う必要はありません。[8][9][10][11]

活用の勘所:タスクの依頼に、再現手順・変更範囲・合格条件を含めると、レビューしやすい成果物になります。「直った」という説明に加えて、テスト結果や変更箇所を確認する習慣が役立ちます。

08

FOR DEVELOPERS

API ──判断と実行を、アプリへ組み込む。

Agents API:エージェントを動かす土台

Agents APIでは、OpenAIがセッション管理、実行の調整、文脈の圧縮、復旧を担います。開発者は目的とツールを定義し、実行環境を選びます。モデル利用に加えて、使ったツールやOpenAIホストの実行環境にも料金が生じる構成です。[12]

今回加わったComputer useは、OpenAIがホストするブラウザー上でWebサイトを操作する機能です。APIのない画面でも操作を組み立てられますが、サイトへのアクセスやログインの扱い、実行結果の確認はアプリ側でも設計する必要があります。[13]

図解 06開発者とプラットフォームの分担
あなたのアプリが決める

目的・道具・許可範囲

  • ユーザーに提供する価値
  • 接続先とデータの使い方
  • 完了条件と結果の確認
OPENAIが担う基盤

セッションと実行管理

  • エージェントの実行の調整
  • 文脈の圧縮と継続
  • ホスト環境の運用
公式ドキュメントを簡略化した説明です。利用する環境や設定で分担は変わります。[12]

Decisions API:決まった選択肢の中で判断する

Lunaの判断力を、開発者が指定した有限の回答候補に向けるAPIです。テキストや画像を文脈として渡し、分類・振り分け・次の行動の選択に利用します。発表時点は限定プレビューで、広い提供は今後数日を予定。今回確認した総括には価格や応答時間の具体値がなく、数値比較はできません。[2]

用途を理解するための例

問い合わせが届く 「請求」「不具合」「使い方」から分類 対応する処理へ送る

実際にこの分類器を測定・稼働させた例ではありません。

AWSを使う組織への選択肢

Bedrock Managed Agentsでは、OpenAIのエージェントの主要機能をAWSの環境で動かす方向も発表されました。既存のAWS資源との接続を考える企業に関係します。利用開始前には、対象リージョン・モデル・料金を個別に確認する必要があります。[2]

09

A PLATFORM YOU CAN EXTEND

プラグイン ──ChatGPTの作業画面に入る。

外部サービスの機能が、会話の横やサイドバー、ファイル画面から使えるようになります。

Plugin extensionsは、サイドバーのアプリ、会話パネル、ファイルのビューアーや編集画面、入力欄でのメンションなどを用意する仕組みです。ユーザーは対象の情報を見ながら、そのままAIと作業できます。[14]

OpenAI公式の説明図。ChatGPTのサイドバー、設定、入力欄、会話、サイドパネルにプラグインが入る場所を示している。
公式図版 プラグインが拡張できる画面。画像を選ぶと拡大表示します。画像:OpenAI「Plugin Extensions」。[14]

開発するものが広がる

プラグインは、手順を伝えるSkills、外部の道具やデータにつなぐMCPサーバー、必要に応じたUIを組み合わせます。制作、テスト、パッケージ化、ディレクトリへの申請までの資料も整備されています。[28]

表示できる場所には例外がある

個別ドキュメントではFree / GoのWeb版拡張は近日予定。入力欄からのメンションはChatGPTデスクトップ限定です。「全プラン」と記載された総括だけでは、端末ごとの可否までは分かりません。[14]

MCP Events:出来事を合図に、処理を始める

新着メッセージや文書更新などをMCPサーバーから通知し、ChatGPTがユーザーの指示に沿って反応する仕組みです。ユーザーが監視対象と対応内容を指定し、サーバーが該当イベントを届けます。[15]

図解 07定刻のチェックから、出来事を起点にした仕事へ
  1. 外部アプリ更新が発生コメント・新着・状態変更
  2. MCP Events該当イベントを通知事前に設定した対象・条件
  3. ChatGPT指示した仕事を開始整理・調査・下書き等
説明用の図。自動処理には接続と購読の設定が必要です。[15]
開発者向け:イベント実装で確認すること

ChatGPTのMCP EventsはMCP 2.0(protocol version 2026-07-28)が必要です。イベントの列挙・購読・解除と、永続的な購読の保存、HTTPSコールバックへの配信を実装します。対応するのはwebhook配信と検証で、同仕様案のポーリング・ストリーミング等すべてを実装しているわけではありません。[15]

Sitesでも、利用者自身のデータを使う

対象のワークスペースでは、サイトの利用者が自分の接続先への読み取りアクセスを承認できます。たとえば、同じ画面でも利用者ごとに閲覧権限のある情報を表示する考え方です。公開サイト全体に作成者のアカウントを無条件で共有する仕組みではありません。[22]

10

PEOPLE + AI

SpaceとPages ──成果物を、一緒に育てる。

Spaceはページやファイルをまとめる場所。Pagesは、人が直接編集したり、AIに修正を頼んだりできる文書です。文章、画像、表、図解などを同じページに置けます。[17][18]

図解 08「場所」と「文書」と「実行」を分けて考える
SPACE チームやテーマに沿った共有の場所
Pages仕様・調査・議事メモ
Files参照資料・画像・データ
人 + AI編集・コメント・更新
Team Tasks定期実行やイベントを起点に、チームで仕事を進める
本稿による概念図。共有の範囲と接続先の権限は、それぞれの設定に従います。[17][19]

共有知識

仕様、計画、デザインを同じ場所へ。会話を毎回探し直す手間を減らし、前の成果物を次の仕事の材料にします。[16]

共同編集

閲覧・編集権限を持つ人が同じページを編集し、コメントからAIに変更を頼めます。個人のチャットや記憶が丸ごと共有されるわけではありません。[16]

定期・イベント実行

Team Tasksはチームの接続設定で動きます。作成者個人の記憶・カスタム指示・チャット履歴は引き継がれません。必要な情報は明示します。[19]

スライドは「今後数週間」の提供予定

共同編集できるスライドも発表されました。ただし確認時点では近日提供の扱いです。Space自体はPro / Business / Enterpriseに提供され、モバイルは検索・閲覧・共有が中心。モバイルでの作成・編集・共同作業も今後予定です。[16]

Slack・Teamsの会話から、仕事につなげる

チャンネルやスレッドで@ChatGPTに依頼し、同僚が情報を補いながら進められます。有効化された組織では、個人のChatGPTライセンスを持たないメンバーも利用できます。ただし組織設定と接続権限が前提で、本人の私的なアカウントを自動継承するわけではありません。[20]

macOSベータ

Meetings

会議の内容を要点とアクション項目に整理し、Spaceに保存。Pro / Business向けのmacOSベータで、Windows・iOS・Androidは今後予定です。Enterpriseは限定α。参加者の同意を得て使用します。[21]

段階提供

Shareable profiles

Sitesなどの成果物をプロフィールから紹介できます。個人プロフィールは初期状態では非公開。個別ヘルプでは、Enterpriseの共有プロフィールは今後予定と記載されています。[23]

11

PLANS & DISTRIBUTION

契約の使い方も、外へ広がる。

Sign in with ChatGPT:ログインと利用枠の共有は別

対応する外部アプリにChatGPTアカウントでログインできます。Plus / Proは、追加で同意するとChatGPT Work / Codexの利用枠を対象のAI処理に使えます。アプリごとに週の上限を設定できますが、全体の枠が増える仕組みではありません。[24]

図解 09同じ利用枠を、複数の場所で使う
ChatGPTプランの対象利用枠共通の上限
Work / Codex
対応アプリ A
対応アプリ B
外部アプリの上限は「共通の枠のうち何割まで使えるか」。専用の追加枠ではありません。[24]

利用枠を共有しても、それだけで過去の会話や記憶へのアクセス権を渡すわけではありません。外部サービス自身の月額料金や機能料金は別途かかる場合があります。追加クレジットの使用も別の許可です。[24]

Pro 500:速度と利用量を重視する層へ

公式ヘルプ記載の月額・米ドル。税や地域別の最終価格は購入画面に従います。[25]
プラン月額Astra Ultrafast
Pro 100$100含まれない
Pro 200$200含まれない
Pro 500 新設$500含まれる

発表ではPro 500の利用枠をPlusの25倍と説明しています。Pro 200の新規契約は、以前より少ない利用枠で再開。対象の既存契約には2026年10月29日まで従来枠を維持する移行措置があり、月額は$200のままです。契約時期による違いがあるため、名前と価格だけでは枠を比較できません。[2][25]

Marketplace:企業の既存契約を活用

対象企業は、既存のOpenAI契約上のコミットメントの一部を、対象パートナー製品に充てられます。一般消費者向けの全アプリ使い放題という制度ではなく、適格な契約と製品が対象です。[27]

12

PRIVATE INTELLIGENCE

企業向けの機密処理にも、新しい仕組み。

Private Safety Processing(PSP)は、顧客の入力・出力をOpenAI側で保持せずに、自動の安全審査を可能にする仕組みです。保護対象の内容は顧客が管理するストレージに置き、人がアクセスできない、ハードウェアによって検証された安全審査環境で扱います。[26]

「Zero Data Retention」の範囲を確認する

OpenAI側での保持を行わないことと、どこにもデータが保存されないことは同じではありません。顧客管理ストレージ、権限、鍵、保持ポリシーの設定が必要です。機能名だけで社内の要件を満たしたと判断せず、保存先と運用責任まで確認します。[26]

もう一つのPrivate Inferenceは、機密計算と検証可能な制御を組み合わせるプレビューとして、今秋の提供が予告されています。PSPと提供時期を混同しないようにします。[2]

13

ALL 25 ANNOUNCEMENT THEMES

25の発表を、ひと目で確認。

公式総括の25見出しを対応表にしました。ここでの「提供開始」は、そのプランの全アカウントに即日表示されることまで保証しません。提供条件は2026年9月30日確認時点のものです。[2]

25件を表示

01

Dots

継続する仕事を任せる常駐エージェント。[4]

段階提供

Pro/Business Premium。Enterprise系は管理者有効化のベータ

02

GPT-6.1 Sol

高度な仕事で性能と費用のバランスを改善。[5]

提供開始

API/Plus以上のWork・Codex。Chatは未対応

03

Ultrafast

待ち時間を減らす有料の高速処理。[7]

一部提供

AstraはAPIと対象プラン。6.1 Sol版は近日予定

04

Private Intelligence

PSPとPrivate Inferenceで機密処理を強化。[26]

一部は今秋予定

企業向け。ZDRの適格性・設定条件あり

05

Codex in the cloud

共通環境でクラウドに開発タスクを任せる。[8]

提供開始

Plus/Pro/Business/Healthcare/Education/Enterprise

06

A refreshed Codex CLI

音声、/agents画面、継続作業の操作を刷新。[2]

提供開始

全プランと案内。端末・機能ごとの条件あり

07

Code Review

差分と指摘を確認し、変更の理解を支援。[10]

一部プレビュー

GitHubは一般提供。GitLab対応はプレビュー

08

Codex Security Cloud

リポジトリの検査と新しいコミットの監視。[11]

提供開始

Pro/Business/Enterprise/Edu。GitHub接続が必要

09

Decisions API

あらかじめ決めた選択肢からLunaが判断。[2]

限定プレビュー

広い提供は今後数日を予定

12

Plugin extensions

サイドバー、会話パネル、ファイル画面を拡張。[14]

一部は近日予定

Free/GoのWeb拡張は近日。入力欄のメンションはDesktop限定

14

Plugins in Sites

サイト利用者が自分の接続データを使う。[22]

提供開始

Business/Enterprise/Healthcare/Eduの対象環境

15

MCP events

新着や変更を合図に自動処理を始める。[15]

提供開始

対応プラグイン・サーバーの実装が必要

16

ChatGPT Space

共有する知識と成果物の置き場。[16]

提供開始

Pro/Business/Enterprise。モバイル編集は今後

17

Pages

人とAIが一緒に育てる文書。[18]

提供開始

Pro/Business/Enterprise

21

Meetings plugin

会議を要点と次の行動にまとめる。[21]

macOSベータ

Pro/Business。Windows等は今後。Enterpriseは限定α

22

Shareable profiles

Sitesなど自分の成果物を紹介する。[23]

段階提供

Web/Desktop。Enterpriseはヘルプ上で今後予定

23

Sign in with ChatGPT

外部ツールでもChatGPTの利用枠を使う。[24]

対象ツールで提供

ログインと利用枠共有は別。枠の共有はPlus/Pro

24

Pro 500

利用枠を増やし、Astra Ultrafastを利用。[25]

提供開始

月額500米ドル。地域・購入画面の条件を確認

25

OpenAI Marketplace

既存のOpenAI契約枠を対象製品に充当。[27]

企業向け案内

対象となる企業契約・パートナー製品

14

WHAT YOU COULD BUILD

実際の仕事へ、どうつなげるか。

ここからは編集上の考察 以下は本稿が考えた活用案です。OpenAIの導入実績や、効果を実測した事例ではありません。

A

専門分野の情報サービス

届ける価値:ニュースの量を増やすより、顧客が判断に使える変化を届ける。

公式発表の収集 → 分野や重要度の分類 → 出典付きの下書き → 人の編集確認、という工程に分けます。Agents APIやPagesは処理と共有の候補。顧客ごとに必要な情報と判断基準を定義できることが、サービスの価値になります。

測る指標:出典の正確さ、重要情報の見逃し、確認にかかる時間、継続利用。
B

小規模サービスの開発・保守支援

届ける価値:不具合の受付から、再現・修正案・テスト結果までを整える。

Codex Cloudでタスクを実行し、Code Reviewで変更を確認。顧客に渡すものを「コード」だけでなく「何が直り、どう確かめたか」にすると、担当者が採用を判断しやすくなります。

測る指標:初回で再現できた率、修正の受け入れ率、再発件数、人のレビュー時間。
C

チーム向けの業務プラグイン

届ける価値:既存業務の中で、探す・転記する・確認する手間を減らす。

Plugin extensionsで専用画面を置き、MCPで必要なデータに接続。たとえば、案件ごとの資料と未処理事項を一覧にし、Spaceのページへ報告案をまとめる仕組みが考えられます。

測る指標:完了までの操作回数、情報の更新遅れ、権限エラー、サポート工数。
事業としての判断

新機能があることと、顧客が対価を払うことの間には、課題の確認が必要です。狭い業務を選び、既存の手順より短い時間で同等以上の結果を出せるかを測る。その結果から、料金や提供範囲を決めるのが現実的です。

試す順番は、この4ステップ。

  1. 仕事を1つ選ぶ。入力、期待する成果物、やってはいけない操作を短く書く。
  2. 同じ条件で比べる。代表的な事例と難しい事例で、品質・所要時間・総費用を記録する。
  3. 共有と権限を確認する。誰の接続先を使い、結果を誰が見られるかを明確にする。
  4. 合格した範囲だけ広げる。失敗時に人へ戻せるようにして、対象件数を増やす。
15

READ THE FINE PRINT

発表直後だからこそ、ここを区別。

01

全プラン ≠ 全端末で即利用

Plugin extensionsのFree / GoのWeb版、プロフィールのEnterprise対応など、個別資料には例外があります。機能別の説明を優先して本稿の表に反映しました。[14][23]

02

利用開始 ≠ 無制限

Dotsの紹介記事は会話とWork / Codexタスクの利用枠を分け、ヘルプは初月の対象枠への不算入を説明しています。適用範囲の表現が異なるため、一律に「すべて無料・無制限」とは解釈できません。アカウントの利用画面で確認が必要です。[3][4]

03

最高速度 ≠ あなたの仕事の短縮率

Ultrafastの倍率には資料間の記載差があります。検索先、ネットワーク、外部ツール、再試行を含めた完了時間は、実際のワークフローで測定する必要があります。[2][7]

04

共同スライドは、提供予定

SpaceとPagesが使えることを根拠に、新しい共同スライド機能もすでに全員が使えるとは判断できません。WindowsのMeetingsも今後提供の案内です。[16][21]

16

QUESTIONS, ANSWERED

よくある疑問。

開発者でなくても関係がありますか?

あります。Dots、Pages、Space、Meetings、Slack / Teamsからの利用は、仕事の進め方に関係します。まず「定期的に作る報告」「何度も更新する資料」「会議後の整理」など、繰り返す仕事を入口に考えると理解しやすくなります。提供プランと端末の条件はそれぞれ異なります。[3][16][20][21]

GPT-6.1 Solを通常のChatから選べますか?

発表時点ではWork・Codex・APIへの提供で、通常のChatは未対応です。モデル名が発表されたことと、すべての画面に登場することは別です。[5]

Dotsに任せれば、最終確認は不要ですか?

重要な結果や承認が必要な操作は人が確認する前提です。目標と成功条件を伝え、活動を確認し、必要に応じて方針を修正します。公式も誤りの可能性と重要な仕事のレビューを説明しています。[3]

API料金はChatGPTの月額料金に含まれますか?

一般のAPI料金と月額プランは別です。Sign in with ChatGPTによる利用枠の共有は、対応した外部ツールの対象処理に対する仕組みです。すべてのAPI呼び出しを月額プランに移せるわけではありません。[6][24]

Windowsでも会議メモを使えますか?

今回発表されたMeetingsプラグインはmacOSベータです。公式ヘルプではWindows・iOS・Androidは今後予定とされています。[21]

共同編集すると、個人のチャットも見られますか?

ページ共有だけで、非公開のチャットや個人の記憶まで共有されるわけではありません。ただし、ページに書き出した内容はページの閲覧者から見えます。参照元ファイルの権限と、コピーされた内容の公開範囲を区別します。[16][17]

17

PLAIN-LANGUAGE GLOSSARY

用語を、短く。

エージェント
目標に向けて判断し、ツールを使って複数の工程を進めるAIの仕組み。
API
自分のアプリから他のサービスの機能を呼び出すための窓口。
トークン
モデルが文章などを処理する単位。料金や文脈の上限に使う。
コンテキスト
その時の処理でAIが参照する、指示・会話・資料などの情報。
キャッシュ
繰り返し使う情報の処理結果を再利用する仕組み。APIではヒットした入力に別単価がある。
MCP
AIと外部の道具やデータ源を接続するための共通プロトコル。
Computer use
画面の状態を見ながら、ブラウザー等を操作する機能。対応範囲は製品による。
プレビュー / ベータ
先行提供の段階。利用者、機能、安定性、条件が変わりうる。
ロールアウト
ユーザーや地域ごとに機能を順次提供すること。
ポイントと%
11.4%から7.7%は3.7ポイントの低下。元の値に対しては約32%減。
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SOURCES & METHODOLOGY

出典と、レポートの読み方。

OpenAIの公式発表、開発者向け資料、ChatGPTの公式ヘルプを2026年9月30日に確認しました。発表当日の内容を起点に、実際の提供条件は個別資料で補っています。全セッションの動画を視聴した書き起こしや、各機能の実機評価ではありません。

数値は公式の条件付き評価として掲載し、独自の試算と活用案にはその旨を表示しています。図解は、出典を示した公式画像1点を除き本レポートの説明用です。機能やプランは段階的に変更されるため、利用時にはリンク先の最新情報をご確認ください。

  1. 01OpenAI DevDay 2026 — 開催概要 ↗開催日・会場・基調講演の時刻
  2. 02DevDay 2026 Recap ↗25の発表見出し・限定プレビュー・提供予定・当日の総括
  3. 03Introducing dots ↗Dotsの目的、基盤、権限と企業向けパイロット
  4. 04Getting started with your dot ↗段階展開、地域、初期設定、利用枠の注記
  5. 05Introducing GPT-6.1 Sol ↗ベンチマーク・ChatとWorkの提供差・価格比
  6. 06GPT-6.1 Sol — Model reference ↗モデル仕様・標準料金・長文料金・キャッシュ書き込み
  7. 07Ultrafast mode ↗高速化の仕組み、接続、利用条件
  8. 08Codex Cloud ↗クラウド環境とタスクの実行・確認
  9. 09Codex CLI ↗ローカル開発、再開、権限、スクリプト連携
  10. 10Code review ↗レビュー画面・GitHubとGitLabの成熟度
  11. 11Codex Security Cloud setup ↗リポジトリ検査、差分監視、修正案
  12. 12Agents API overview ↗実行基盤の分担、セッション、課金構成
  13. 13Agents API — Computer use ↗ホストされたブラウザーによる操作
  14. 14Plugin Extensions ↗UI拡張とプラン・端末の例外。公式図版の出典
  15. 15MCP Events ↗イベント起動、webhook、対応プロトコル
  16. 16ChatGPT Space ↗共同編集・モバイル機能・スライド提供予定
  17. 17ChatGPT Space — Documentation ↗workspace、space、pageの区別
  18. 18Work with pages ↗ページ作成・ブロック・画像・表・共同作業
  19. 19Teams and Team Tasks ↗共有タスク・実行アカウント・個人文脈の非継承
  20. 20ChatGPT in Slack and Microsoft Teams ↗共同会話、接続、個人ライセンスとの関係
  21. 21The Meetings plugin in ChatGPT ↗会議メモ、macOSベータ、音声・共有の扱い
  22. 22ChatGPT Sites ↗閲覧者自身の接続データ、読み取り権限
  23. 23Shareable profiles in ChatGPT ↗公開プロフィールとEnterprise提供予定
  24. 24Using your ChatGPT plan in other apps and sites ↗外部アプリの利用枠共有・上限・別料金
  25. 25About ChatGPT Pro tiers ↗Pro 100・200・500の料金と移行条件
  26. 26ZDR with Private Safety Processing ↗顧客管理ストレージと自動安全審査
  27. 27OpenAI Marketplace ↗既存契約枠を対象パートナー製品に充当
  28. 28Plugins — Developer documentation ↗スキル・MCP・UI・公開ディレクトリの構成

本レポートはOpenAI公式サイトではありません。掲載の製品名は各権利者に帰属します。公式画像の出典:OpenAI Developer Documentation / Plugin Extensions。