WEEKLY / AI入門・活用
2026-10-12〜2026-10-16|怪しいメッセージをAIで確かめる。地震速報の受け取り方も見直す
提供元・事業者の説明を整理し、使う人の目線で確かめたい点を挙げます。
新しいAIの機能やサービスは、「自分の暮らしで何が変わるか」を確かめる視点が役に立ちます。今週は、スマートフォンで試せる詐欺メッセージの確認と、緊急地震速報の受け取り方の見直しの2件を取り上げます。いずれも提供元・事業者の説明を整理したもので、本稿で試した結果ではありません。
1|怪しいメッセージを「かこって検索」で確かめる
Googleは10月15日、Androidの「かこって検索(Circle to Search)」で、怪しいテキストメッセージが詐欺かどうかを確かめる方法を紹介しました。同社は、リンクを開いたり個人情報を伝えたりする前に、詐欺の可能性に気づく助けになると説明しています。出典:Google(10月15日)
手順は次のとおりです。ホームボタンかナビゲーションバーを長押しして「かこって検索」を開き、気になるメッセージを丸で囲みます。AIによる概要(AI Overview)に、助言と次にとるべき手順が表示されます。警告のサインが見つかった場合は、メッセージを削除し、送信元の番号をブロックするよう勧めています。
使う人への影響 怪しいリンクを開く前に、もう一段の確認ができます。ただし、紹介ページには対応する端末・国・言語の記載がなく、「結果、提供状況、互換性は異なる場合がある」との注記があります。日本語のメッセージで同じように使えるかは、本稿では確認できていません。
確かめたいこと AIの判定は誤ることもあります。判定が「安全」でも、心当たりのないリンクは開かない、送信元に確かめるときは公式アプリや公式サイトから連絡する、という基本は変わりません。
2|緊急地震速報、1つの知らせ方に頼らない
10月16日昼、気象庁が発表した緊急地震速報(警報)は、マグニチュードの過大な推定が原因で8分後に取り消されました(詳しくは今週の「ニュース」3位)。この速報について、NTTドコモは、北海道、東北、北陸、関東、甲信、東海、伊豆諸島の対象地域で、携帯電話への「エリアメール」が配信されなかったと発表しました。原因は同社のシステムの不具合で、解消するまで配信されない場合があるとしています。出典:NTTドコモ(10月16日)
同社によると、エリアメールの緊急地震速報は、最大震度5弱以上などの地震が予想されたときに、強い揺れが予想される地域(全国を約200の地域に区分)の携帯電話に一斉に配信される仕組みです。
使う人への影響 携帯電話の知らせは、事業者側の不具合で届かないことがあると分かった一件です。テレビやラジオ、自治体の防災無線など、ほかの手段でも情報を受け取れるようにしておくと安心だと、編集部は考えています。
確かめたいこと 自分の端末で緊急速報の受信設定がオンになっているか(設定の場所は機種によって異なります)。ドコモを使っている人は、同社のお知らせで不具合が解消されたかどうか。
今週の試し方
どちらも、「提供元の説明」と「自分の環境で確かめた結果」を分けて受け取るのがコツです。かこって検索は、手元の怪しいメッセージで小さく試し、表示された内容をうのみにせず判断の材料の一つとして使ってください。
出典は2026年10月16日(日本時間)に確認しました。
本稿はAIが候補を選び、本文の草稿を作成したものを、運営者が最終確認して掲載しています。
本号は2026-10-16時点の情報で構成しています。事実関係の訂正はお問い合わせからお知らせください。